ピクミン生態学・ポンガシグサ

 花のような形をしており、ピクミンを投げ込むと種にして吐き出す。
 多くの種類が確認されており、「種にして吐き出す」と言ってもリアクションは様々である。
 以下に例を挙げる。

投げ込まれたピクミンと同数の種を、特定の色に変化させて吐き出す。
投げ込まれたピクミンと同数の種を、特定の色に変化させて吐き出し、投げ込まれた数が一定の値を越えると枯れる。
投げ込まれたピクミンよりも多くの種を吐き出し、枯れる。

 私はポンガシグサのことを、「ピクミンが環境の激変に対応するため、変異したもの」と考えている。ミジンコは極端な環境変化が訪れた場合、耐久卵と呼ばれるものを産んで死ぬ。これは乾燥をはじめとする不利な環境に非常に強い。ピクミンも環境変化に対応しきれなくなった場合、ポンガシグサを遺すのではないだろうか。いつか仲間が訪れ、自らの中に投げ込まれるその日まで。